モーマンタイ

都内在住26歳男性会社員からの投稿です

【般若】ラッパー 般若とは

こんにちは
ヤーマソです。


自己紹介で書きましたが、僕は根暗で陰湿で

友達のあまりいないクソ野郎人間です。


僕がなぜ、このような【ひねくれた人間】 になったのかを語るうえで避けては通れない人物がいます。


ヒップホップアーティスト【般若】さん との出会いです。
般若さんは間違いなく僕の人間成形に影響を与えた人物です。


今日は般若さんの魅力について勝手に記事にしたいと思います。

 


①般若とは

 


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般若(ラッパー)

(はんにゃ、本名:武田 嘉穂(たけだ よしほ)、1978年10月18日 - )は、

日本のヒップホップMC。秋田県大館市出生。東京都世田谷区出身 。

レコードレーベル、昭和レコード主宰。

テレビ朝日のバラエティ番組の「フリースタイルダンジョン」に

ラスボスとして出演している。


Wikipedia参照)
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近年、日本語ヒップホップブームが旋風しておりますが
ブームの火付け役となったコンテンツが2つあると僕は考えており ます。


1つ目は、高校生限定のフリースタイルバトル
高校生ラップ選手権


2つ目は、テレビ朝日にて毎週火曜日深夜1時から放送している
フリースタイルダンジョン


この2つのコンテンツにより、昨今の【日本語ラップブーム】が
巻き起こったと思っております。
※高校生ラップ選手権についてはいつか記事にしたいと思います。


そして、般若さんはフリースタイルダンジョンにて
ラスボスを務めるラッパーです。


※フリースタイルとは
DJが流すビート(楽曲)にのり、即興ラップで
相手をディスる(罵る)ことです。


すごく簡単に言えば、ラッパー(MC)同士が
音にのってラップしながら罵り合うことです。


そして、フリースタイルダンジョンとは
チャレンジャーのMC(エムシー)がモンスターのMCを
フリースタイルで倒し、賞金100万円獲得を目指す番組です。


モンスター側のMCは現在6名いるのですが
そのモンスターたちの最後の砦、
「ラスボス」として君臨するのが般若さんです。


フリースタイルダンジョンについては
 また別記事で紹介しようと思います。

 

 


②般若の魅力とは


日本語ラップが好きな人の中にはこんな事をいう人がいます。


「昔の般若は良かった」
「般若は変わった」
「あんまり聞かない」


・・・・。


僕はこんな発言をYouTubeのコメント欄やTwitterで 発言している人を
いまだに見かけるが、その度にこう思う。


「こいつは何にもわかってねぇ評論家ぶった豚野郎だな」と。


「こういうやつは日本語ラップを聞いているんじゃない。
 聞かされているんだ」と。


「こいつは日本語ラップの内容なんかは鼻から聞いていない」と。


「リリック(歌詞)、内容なんかはまるで聞いておらず
 日本語ラップを聞いている自分に酔っているクソ野郎だな」と。


「もはや同情するしかない」と。


とはいえ、般若さんが苦手な方も今一度聞いてほしく
このブログを書こうとおもったので、
僕が思う般若さんの魅力を書きます。

 

 


般若さんの魅力①:圧倒的なライブ


はい。もうね、これに尽きます。


大事なことなので、最初に書きました。


僕は般若さんの楽曲は最初に出したのアルバムから聞いていたので すが
般若さんの生ライブを見たのは大分後発の時でした。
(10枚目のアルバムをリリースした時です。)


しかし、その前から色んな日本語ラップのアーティストの
ライブには行っておりました。


僕が生まれて初めて行った日本語ラップのイベントは17歳の時で した。
ブックオフディスクユニオン日本語ラップのCDを漁った青春 時代です。

 

必死にバイトして、友達3人と当日券を買い
胸を躍らせてライブに参加しました。


そして、生まれて初めて、生で日本語ラップを聞いて
最初に思ったことは


「なんか、、、、、音源(CD)と違くね?」


でした。


これは、当時の僕からしたら結構ショックでした。


そのイベントでは色んなラッパーがライブをやるイベントでした。


もちろん、音源のまんまで、素晴らしいラッパーもいましたが
何組かは音源と全く違い、正直がっかりしました。


その当時は、「まあでもかっこいいことには間違いないし。。」 と思い
音源だけ聞くようになりました。


しかし、般若さんのライブを見たときに思いました。


「音源と全く一緒!!!!」
「ってか音源よりさらに良い!!!」


後述しますが、般若さんは音源もめちゃくちゃ良いです。


しかし、ライブになると更にパワーが増すというか
力強くなるんですよね。


なんでこんなにライブで圧倒されるか
自分なりに考えた結果、


・音源と同じ
・聞き取りやすい


この2点に尽きるのかなと思います。


CDやラジオなどで擦り切れるくらい聞いた
好きなアーティストの楽曲を、ライブで生で聞いた時
自分が聞いてきたものと全く違うものだったら
もの凄くショックだと思いませんか?


普通のアーティストからしたら、音源とライブが違うって
結構致命的かと思います。


しかし、日本語ラップだと割と起こりうることだと思います。


ヒップホップって他のジャンルと違って、音に対して言葉(歌詞) を
かなり多く詰め込んで、さらに韻を踏んだり、、、 と結構歌うのが大変な
ジャンルだと思います。


カラオケとかいって、ラップパートとかあると
「息継ぎ大変!しぬ!」とか
「高得点でねぇ!!」
となった経験ありませんか?


ヒップホップはライブでやるのには

結構ハードルが高いジャンルかと思います。


しかし、般若さんの場合、びっくりするぐらい
「音源と全く一緒やんッ!!!!!」ってなります。


アーティストとして、当たり前といえば
当たり前かもしれませんが、日本語ラップでそれをこなすのは
結構難しいことなんじゃないかと思います。


そして般若さんの凄いところは
ライブでも、音源でも、フリースタイルでも
めちゃくちゃ聞き取りやすいとこです。


フリースタイルバトルとかだと顕著に現れるんですが、たまに
「この人、何言っているか全然わかんねぇ。。。」
と思う事があります。


しかし、般若さんの場合だとめちゃくちゃ聞き取りやすいです。


しかも、結構酷いことを聞き取りやすくハッキリ言うので
聞いているこっちも気持ちがいいです。


「百聞は一見に如かず」ということで
ぜひライブに行ってみてください。


現場にいかず、YouTubeのコメント欄だけで
粋がってくるのは本当のヘッズではないです。


般若さんの魅力②:かっこよすぎる音源


僕が最初に般若さんの音源(CD)を聞いたのは
中学校1年生の時でした。


ちょうど、思春期&反抗期真っ盛り。


その時聞いていた音楽は「EXILE」や「chemistry
ORANGERANGE」「ポルノグラフィティ」など
メジャーなアーティストから


KREVA」「Def Tech」「エミネム」など
当時は割とマイナーなアーティストまで聞いてました。


当時の僕はTSUTAYAやゲオでとにかくCDを
レンタルしまくって、MDに録音しまくってました。
(MD、、、懐かしいッ!!)


KREVAエミネムなど、HIPHOPに対しても抵抗なく
聞いてました。


むしろ、当時は【ヒップホップ=ヤンキー】
【悪そうな人が聞く音楽】のようなイメージがあり


「ヒップホップを聞いちゃってる、俺かっけー!!」


的な。


「みんな知らない音楽聞いちゃってる俺、いけてるわ。。。」


みたいな。


今考えれば完全にお痛がすぎる理由で
ヒップホップを抵抗なく聞いておりました。


そんなわけで、いろんな日本語ラップのアーティストを
TSUTAYAとゲオで借りに借りまくる日々を過ごしているとき に
般若さんのデビューアルバム「おはよう日本」に出会います。


その時に衝撃をうけ、 今でもめちゃくちゃリピートしまくっているのが
「般若今日」「タイムトライアル」「羅生門」「神輿」です。


特に「タイムトライアル」に関しては
大人になって聞き返すと更に深みを増しました。


正直、当時の中学生の僕には、 歌詞の意味や内容はよくわからない事が
多かったのですが、


「やべぇ。。。よくわかんないけど、めっちゃかっけぇ」


と思っておりました。


そして僕が「おはよう日本」をレンタルした時
既にセカンドアルバムの「根こそぎ」もリリースしてました。


おはよう日本」で衝撃を受けた僕は
すぐに「根こそぎ」もレンタルしました。


そして、衝撃の楽曲「サンクチュアリ」に出会います。


まず、歌詞の冒頭から

 


「コレで泣いたらごめんな
 コレで泣いて求めんな
 コレがラストだぜHANDS UP
 般若で射精しな」

 


えっ!?
しゃ、、射精ッ!?


もうね、思春期真っ盛りの中学1年生には刺激が強すぎました。


さらに歌詞は続き


KREVA?ハーイ アバズレちゃん
 居ねぇんだけど あれゃケツからあれか?」


え?な、名指し?
いいの?そんな名指しで馬鹿にしていいの!?


当時の僕はKREVAさんも般若さんも音源しか聞いておらず
フリースタイルバトルをした二人であることなどは全く知らず
音源だけを聞いてました。


そのため
「いきなり般若がKREVAを馬鹿にしている!!!」
と思い、衝撃をうけました。


また、最初のアルバムの「般若今日」という楽曲でも
リップスライムやキックザカンクルーを名指しで
ディスっており、めちゃくちゃ衝撃をうけてました。


反骨精神丸出しで、全く気を遣わず、 言いたいことをはっきり言う般若さんは
反抗期真っ盛りの僕にとって、どストライクな音楽でした。


以上のように、僕が般若さんにハマるきっかけとなったのは
「めちゃくちゃハッキリディスりまくっている」のが理由です。


しかし、般若さんの楽曲はディス曲だけではなく
心にぶっ刺さる、数多くの名曲があります。


「昔の般若の方が良かった」「般若は変わった」
とか言ってる人たちは、昔のディス曲しか
聞いてないのではないのかなと思います。


最近リリースされたアルバム「話半分」に
収録されている「乱世」という楽曲のPVが
YouTubeで公開された際、コメント欄に
「般若は変わった。昔はこんな曲だしてない」的な
コメントをみて、衝撃をうけました。


「出してないってか、、お前が聞いたことないだけやろ。。」


何度も言いますが、般若さんの楽曲はディス曲だけではなく
心にぶっ刺さる、数多くの名曲があります。


僕が思う般若さんの楽曲の魅力は
歌詞(リリック)の中に、生きるうえで大事な
教訓を表現している点だと思います。


それは「綺麗ごと」などではなく、ある意味「残酷」 な内容だけども
この世の核心に迫った楽曲が多いからだと思います。


楽曲の魅力については、書き切れないので
別記事で楽曲毎に紹介しようと思います。


般若さんの魅力③:唯一無二の存在

 

これは、もう、本当に、納得のいかない方もいるかと思いますが
残念ながら、本当に唯一無二の存在だと思ってます。


僕は、般若さんを日本語ラップというジャンルではなく
【般若】というジャンルとして聞いています。


料理なら
【中華】【洋食】【和食】
があるように。


ラーメンなら
【しょうゆ】【とんこつ】【みそ】
があるように。


音楽には
【POP】【HIPHOP】【R&B】【レゲエ】【般若】
があるんです。


皆さんの【ラップのイメージ】ってどんなイメージですか?


恐らく大半の人は


大麻吸って女と遊んで、仲間と一緒に金儲け】


とか


【昔悪かったけど、今は更生マジ感謝】


的なイメージが多いのではと思います。


確かに日本語ラップだと、そのような曲が多いのは事実です。


というか、日本語ラップに限らず、海外のHIPHOP
成り上がりや派手な遊びを題材にした曲が多いと思います。


般若さんも、自信の昔の苦労を題材にしている曲などもあります。


成り上がっていく過程や、仲間との絆、派手な遊びを描いた曲は
確かに心を揺さぶられるし、僕もめちゃくちゃ好きですし
かっこよいなと思います。


それこそがHIPHOPだなとも思います。


しかし、般若さんの場合はそれにとどまらず
それ以外の曲、つまり、一般人の僕でも共感できるような
人間模様を表した曲がたくさんあります。


しかも、その人間模様の描き方が半端なくリアルです。


百聞は一見に如かず。
まずは楽曲から聞いてほしいです。

 


~~~~~~~~~まとめ~~~~~~~~~~~~~

 


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★般若とは
テレビ番組「フリースタイルダンジョン」で
ラスボスを務める、伝説のラッパー


★般若の魅力とは


①圧倒的なライブ
⇒音源と完全一致の声質で、めちゃくちゃ聞き取りやすい


②かっこよすぎる音源
⇒人生の教訓を与えてくれる、現実的な歌詞(リリック)


③唯一無二の存在 
⇒【般若】というジャンル


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簡単にまとめるとこんな感じです。


日本語ラップが好きな人も
そうでない人も、ぜひ
「般若」を聞いてみてください。